過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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132: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:32:09.08 ID:XFqi4LjNo
陽乃「んー、本当になんか前までの雪乃ちゃんじゃないみたいだなぁ。ねぇねぇ彼氏さん、君が雪乃ちゃんを変えたの?」

八幡「いや、彼氏じゃないすけど」

陽乃「お、君もムキになっちゃってぇ。雪乃ちゃんを泣かせたりしたらお姉ちゃん許さないぞっ」

陽乃さんは「めっ!」と俺を窘めるように人差し指を立てると、それを俺の頬に押し当ててぐりぐりとしてきた痛たたっ。ちょっ、痛ぇっーの、近い、近い近いいい匂い!

ぱぁん!

が、それも長くは続かなかった。今の鳴った音が雪ノ下が陽乃さんの腕を叩いた音だと気がつくのに、数秒の間が必要だった。

雪乃「姉さん……、それ以上の冗談はやめなさいッ……!!」

雪ノ下は苛立ちを隠そうともしない目線を陽乃さんに向かって突き立てる。そしてがばっと俺の腕に抱きつくようにしがみつくと、陽乃さんから距離を取るように引き離した。だからお前も近いっつーの。なに、姉妹揃ってそういうものなの?

陽乃「…………へぇ」

一瞬、雪ノ下に叩かれた自分の腕を見つめる。その時の目はおぞましいほどまでに冷えていた──が、すぐに先ほどまでの微笑みに戻ると、ちろっと桜色の舌を出して謝ってきた。

陽乃「あーん、ごめんね、雪乃ちゃん。お姉ちゃん、ちょっと調子乗りすぎたかも」

雪乃「…………」

それに対して、雪ノ下は怒りと侮蔑を込めた睨みを返すだけだった。ついでに俺の腕を締める力も強まっていた。痛い。



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