過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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135: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:34:08.72 ID:XFqi4LjNo
八幡「……お前の姉に勝てる気はしなかったよ」

雪乃「……そう」

見た目は雪ノ下に似ている美女だが、物理的な戦闘ですら勝てる気が一切しなかった。それほどのオーラを感じたのだ。

八幡「あとはまぁあの強化外骨格みてぇな外面だな。あんだけヤバそうな中身してんのに、それを取り繕うだけの外面を保ててるってのはすげぇよあれ」

雪乃「そうね。仕事柄、様々な挨拶回りとかに連れ出されることが多かったから……その結果出来たのがあの仮面よ。よくわかったわね、さすがだわ」

八幡「ああ、親父に教えられてるんだ。うさん臭い女には騙されるなって。昔それで騙されてローン組まされてたし」

まぁ今回の陽乃さんに関しては、親父の英才教育とか関係無しに気が付いてしまっただろうが。マジかよ親父役に立たねぇな。

それに、気が付いたのは、葉山との修行で鍛えられた感覚だとか、親父のクズを育てる英才教育だとか、そういうのだけが理由じゃない。

八幡「それにさ、お前と顔が似てるのに、笑った顔が全然違うだろ」

雪乃「──っ」

俺は本物の笑顔を知っている。媚びたり、騙したり、誤魔化したりしない、本物を。

言うと、横にいる雪ノ下が向こう側に顔をやってポツリと声を漏らした。その表情を窺うことは、俺には出来ない。

雪乃「そんなことを言われたら…………我慢、出来なくなっちゃうじゃない」

そして、こちら側に振り返る。どこか、吹っ切れたような、そんな印象を与える表情をしていた。



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