過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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160: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:29:11.66 ID:0QVJ0vEto


  ×  ×  ×


世界が終わるかどうかの瀬戸際の戦いをどうにか終わらせ、その後普通に授業を受け、そんなこんな過ごしていたらいつの間にか放課後だった。

もはやすっかり世界の危機すら日常になってしまった。今なら地球を守るヒーロー達の気持ちも分かる。多分あいつらも同じ社蓄の血が流れてたんだと思う。

ホームルームを終え、奉仕部の部室に向かうと、その部室へ向かう廊下の途中に全ての元凶の元が立っていた。

まぁ俺が呼んだんだけど。

しかし中に入ろうとはせず、扉の前ですーはーと深呼吸を『ゴウッ!!』『うわっ、竜巻だ!』いやもうほんと深呼吸だけで竜巻起こすの勘弁して欲しい。

八幡「……なにしてんだ、お前」

結衣「うひゃあ!」

軽く竜巻を打ち消しつつ声を掛けると、由比ヶ浜はびくんと肩を震わせた。

結衣「あ、ヒ、ヒッキー。や、やーその、なに? 空気がおいしかったから、というか……」

気まずそうに視線を逸らす由比ヶ浜。

八幡「…………」

結衣「…………」

二人して沈黙。

お互い視線を合わさぬよう、そっと顔を伏せる。と、扉のない部室の中に雪ノ下がいるのが見えた。え? 扉がないのに、この前平塚先生が部室の扉の鍵を掛ける描写があったじゃないかだって? いやなに? 平塚先生疲れすぎてて幻覚でも見えちゃったんだよきっと。




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