過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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174: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:36:55.61 ID:0QVJ0vEto
なんてことを思っていると、由比ヶ浜が手札から大量のカードを一気に抜き取って場に出した。階段はマークと数字が揃っていれば何枚でも一気に出せる。

なるほど、これを出すために先ほど雪ノ下は2を出して場を流したというわけか。序盤から勝負に出てきたな。

そうして由比ヶ浜が場に出したカードは全部13枚。おいおい階段にしては随分と多……。

待て。

13枚ッ!!?

『♡3 ♡4 ♡5 ♡6 ♡7 ♡8 ♡9 ♡10 ♡J ♡Q ♡K ♡1 ♡2』

結衣「恋する乙女は一直線 ‐ハートオブザロード‐!!!」ゴウッ!!!!!

八幡「ぐああああああああっ!!!」バリバリバリ!!!

材木座「ぬわああああああああっ!!!」バリバリバリ!!!

秦野「ぎゃあああああああああ!!!」バリバリバリ!!!

相模「があああああああああ!!!」バリバリバリ!!!

由比ヶ浜がカードを叩き付けた瞬間、俺たちに電流が走るッ!!

ぐはっ……、い、今のは一体……!?

説明を求めるべく秦野たちの方を向くと、ふらふらになりながらもメガネをきらりと反射させた。

秦野「ぐっ、がっ……こ、これは闇のデュエルですからね……強い役を出されたら電撃が走るくらい普通ですよ……」

相模「そ、そうそう……くっ……、デュエルも麻雀も鉄骨渡りも、基本的に電撃を浴びせられるものです」

何故だろう、パラレルワールドの俺も麻雀で電撃を浴びせられているような錯覚を受けた。気のせいだろうか。

八幡「ぐっ……」

雪乃「ひ、比企谷くん!? 大丈夫……?」

しかしまさか13枚の階段とは……。同じマークが全て手札に揃っていたという事である。

まさか、由比ヶ浜のやつ、物理的な力だけじゃなく豪運的な意味でも相当抜き出ているということか……!?

それにおまけに遊戯部が勝手に仕掛けた電流ルールが組み合わさったことにより、平和であったはずの大富豪が突如超絶危険なゲームに成り果ててしまった。

見れば、材木座は息も絶え絶えになっていたが、雪ノ下は特に別状なさそうだ。由比ヶ浜が上がったんだから、同じペアの雪ノ下へのダメージは無いということか。さすがにこの威力の電撃を雪ノ下に浴びせるわけにはいかない。不幸中の幸いだ。結果論だが、雪ノ下は由比ヶ浜とペアで良かったかもしれない。



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