過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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95: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/07(月) 01:26:59.15 ID:pJif+Q9Jo
巨大な背中がどこかに消えていくまで見送っていると、左腕にしがみついたまんまの雪ノ下が問いかけてきた。もう左腕の感覚ないから全く幸福感とかない。もったいなさすぎる。

雪乃「ねぇ……由比ヶ浜さんに話って何かしら」

八幡「例の由比ヶ浜を奉仕部に連れ戻すための話だ」

そう言ったのにも関わらず、雪ノ下の表情にはどこか疑問が残っていた。もしやとは思うが、次の月曜日までに由比ヶ浜を奉仕部に連れ戻さないといけないということを忘れていやしないだろうか。

八幡「……お前さ、六月十八日ってなんの日だか知ってる?」

雪乃「六月十八日……? いえ、これといって特別有名な日じゃなかったと思うのだけれど」

まぁ、知らないよな。俺もこの前初めて知ったばかりだし。

八幡「あー……なんかさ、由比ヶ浜の誕生日らしいんだ」

雪乃「そうなの……どうして、比企谷くんがそれを知っているのかしら」

八幡「葉山が教えてくれたんだよ」

この前のゲーセンからの帰り道で聞いた、由比ヶ浜の情報と葉山の案。

うまく行くという保障はどこにもない。けれども、何もしなければ由比ヶ浜が奉仕部に戻ってくることはないだろう。

そうなれば俺と由比ヶ浜はおそらく二度と関わることもなくなるだろうし、そして俺は多分サツのお世話になる。後者の方は理不尽過ぎる。


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