過去ログ - 梨沙「晴とはどうなのよ?」 モバP「!?」
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8:名無しNIPPER[sage]
2015/08/22(土) 04:22:35.08 ID:zszqIn7jo
晴「アイツが……辞める?」

飛鳥「かもしれない、だね。どうやら女性に囲まれた今の職場環境に苦悩しているらしい」

晴「ほんとかよ? そんな風には全然みえねーっていうか……」

飛鳥「彼も一応オトナだ。ボクらの前でそんな態度は取らないさ」

晴「でも、じゃあなんでこんな仕事してるんだよ。こうなるってわかってたはずじゃねーか!」

飛鳥「さぁ? 望んで今の部署に配属されたわけじゃないのかも」

晴「……。本当にそんなこと言ってたのか?」

飛鳥「誰と話していたかはわからないが、確かに言っていたよ」

晴「ほ、他には? 話の流れとかどうだったんだ?」

飛鳥「正直、それが頭に残ってしまってね……誰かと何か話していたようだけど耳に入ってこなかった」

晴「そっか……飛鳥の聞いたことが本当なら、どうしようもねーじゃん……」

飛鳥「今の環境を克服できなければ、耐えきれなくなる前に職を辞するか、限界を迎えてしまうか……」

晴「アイツなら絶対壊れるまで仕事続けるだろうな。でもそうさせないためには、辞めさせなきゃ……いけないのか」

飛鳥「見守ることもかなわない、雁字搦めってやつさまったく。ただ――」

晴「ただ、なんだ?」

飛鳥「ボク達の中で彼への精神的な負担をやわらげられるとしたら。可能性があるのは……晴、キミかもしれない」

晴「オレ? ……ああ、オレが適役だって言ってたのはそういうことか」

飛鳥「所詮は偽物、偶像にしかなれなくても……似て非なるものでも近しい存在にはなれる、と思ってさ」

晴「そういうことなら、たしかにみんなよりはオレがいいのかも――」

晴(……あれ? もしかして、だからPはオレと友達になりたいだなんて言ってきた……のか? オレが男っぽいから?)

晴「………………」

飛鳥「晴、……晴? そんなに思いつめないでくれ。ついキミに押し付けるような言い方をしてしまって悪かった」

晴「いや……、うん…………っかしーな、慣れてるはずなのに……」ブツブツ

飛鳥「聞こえてないのかい? ……参ったな」


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