過去ログ - 【艦これ】提督たち「海軍総隊を結成せよ!」【物語風プレゼンPart2】
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385: ◆G4SP/HSOik[sage saga]
2016/02/05(金) 14:56:43.57 ID:jUYljC6z0

――――――鵠沼鎮守府


コツコツコツ・・・・・・スッ

坂上「…………帰ってきたんだな、“ここ”に」

坂上「………………」

坂上「【アイアンボトムサウンド】の悲劇の後、大本営への集団抗議の最終手段として集団辞職を決行して、」

坂上「オレたちが“ここ”を去っていった後、みんな “ここ”に残るか、他所へ移ってやり直すかを艦娘たちは決めていったんだよな」

坂上「あれから もう1年以上経ったのか……」

坂上「一応、オレが“ここ”に帰ってくることは かつての所属メンバーには通知しておいた――――――」

坂上「…………そう、去るか 残るかを決める権利は提督だけじゃなく艦娘たちにも与えられていたんだ」

坂上「だから――――――」

坂上「はたして、何人 戻ってきてくれることになるか……」

坂上「もしかしたら、新人提督と変わらない復帰となるのかもしれないな………………かつては飛ぶ鳥を落とす勢いのランカー集団だったのにな」ハハッ

坂上「…………ああ そうだとも」


――――――【アイアンボトムサウンド】さえ無ければ、こんなカタチでかつての鎮守府を眺めることはなかったのに。


坂上「くっ……」ギリッ

坂上「……まあいい。逸早く艦隊をまとめて、資源王だか何だか知らないが、オレの実力を見せてやらないと」

坂上「さて、行こうか。かつての――――――」



――――――鵠沼鎮守府。


かつて多くの文化人たちが愛され“文士宿”の異名で知られる湘南随一の名旅館「東屋旅館」の跡地に建てられた場所であり、

かつての歴史をなぞるように、かつての鵠沼鎮守府も多くの有能な若手の提督や艦娘が所属し 多大な戦果を上げたランカー揃いの気鋭であった。

しかし、【アイアンボトムサウンド】での惨劇を機に、鵠沼鎮守府やその他の有力な良心派の提督たちを巻き込んだ集団辞職“鉄底辞職”が執り行われ、

それによって鵠沼鎮守府に人員がなくなり、鵠沼鎮守府の栄光と勝利も一時のブームに流されて忘れ去れていき、あっという間に閉鎖されることになったのであった。

ただし、現在は鎮守府として機能してはいないものの、施設の保守管理のために人は残されており、

今回のようにいつでも予備の駐屯地としての活動を再開させられるようにはなっていたようであった。




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