2:名無しNIPPER[sage]
2015/08/23(日) 00:22:19.96 ID:r9pzBzvVo
〜事務所〜
バンッ
グリP「お疲れ様です、ただいま戻りました。あぁ^〜、今日も馬車馬のように働いたんじゃぁ^〜。営業企画提案会議、構成チェックに技術スタッフとの打ち合わせ、ついでに目ぼしい人には売り込み。すっかり空にキラキラお星様、踊るおもちゃのチャチャチャ。おかげさまで事務所には誰も居ない、ワッショイするなら今のうち。残りはデスクワーク、アイドルの仕事割り振りとスケジュール管理と……あゝ〜、ワーカホリックで脳汁がグツグツするんじゃぁ^〜。あんまり食欲ないけど、帰りに軽く食べようか。よーし、取引き先にゴマすりまくったから、パパ美味しい胡麻ラーメンと一杯洒落こんじゃうぞー」
茜「じゃ〜ん、茜ちゃんだよー!」ニュッ
グリP「………………………………」
茜「独り言長すぎて、ちょっと気持ち悪いよプロちゃん。正直、引いちゃって声かけるのためらっちゃった」
グリP「………………応」
茜「あれれ、反応がおかしいぞー。美少女を目の前にどうしてプロちゃんはテンションが下がっているの? リアクションが真逆だぜ〜い!」
グリP「……今のは、現実逃避だ」
茜「おう?」
グリP「本当は精神も身体も疲れているけれど、フレンチカンカンのように振りかかる仕事を、ガチのフレンチカンカンなんだと思うことによって、めまぐるしい現実を幻覚のように楽しんでいたんだ。その代償がドン引きの長い独り言なんだ」
茜「プロちゃん理屈っぽい、暗いし。そういうところ直さないと彼女できないよ」
グリP「そんなの作っている暇がないのが救いだな、皮肉なモノで」
茜「言い訳くさいなぁ〜、あと気持ち悪い」
グリP「言わなくても知ってるから、俺が一番知ってるから、だからもう言うな、二度と言うな」
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