過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ2】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2015/08/23(日) 18:35:49.30 ID:qoMxzvVRo
天乃「ありがとう」
夏凜「は、はぁ? 意味わかんない……」
何もできない
同情さえも、関わってあげる事さえも
そう言ったのに……なんでありがとう。なんて
夏凜「あんた馬鹿じゃないの?」
天乃「どうして?」
夏凜「だって、私はあんたに何もしないって」
天乃「そうね。でも、監視はしていてくれるんでしょう?」
少女は誰しもがそんなことされたくない
そう思うような監視と言う言葉を用いて、少し嬉しそうに笑った
天乃「それってほら。ずっとそばにいてくれる。みたいな意味でもあるわけだし」
夏凜「っ………」
天乃「何を読んでるのか見せてくれないし、意地悪なこと言うけれど。でも、私は夏凜がそこにいてくれるだけで、嬉しいわ」
何か企んでる
悪いことを……たくらんでるんだ。そうに違いない
そんな思考を放り投げる夏凜は……思わず見開いていた眼を閉じて、顔を伏せた
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