過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ2】
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943: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2015/09/20(日) 21:51:02.54 ID:48vnnzYNo

それは死角だった

確実に決められるはずだった

けれど

「そら!」

「っ!」

右足の脹脛に衝撃を感じ、目を向けると

兄の左拳によって、右足は軽々と打ち上げられていた

「残念だな」

打ち上げられた足に勢いはなく

衝撃によって限界まで開いた股を急いで閉じてももう遅い

例えそれが、数秒程度の速さで行われたとしても。だ

「いい脚だ」

「っ!」

兄はくるぶしを掴むと、力いっぱい引き込む

釣られて動く足はつま先立ちだ

けれど、

「ん、お前今日は赤な――」

「見ないでッ!」

右足が兄の肩に乗る位置まで来た瞬間

兄の体を支えに体を浮かせ左足で兄の胸元を穿つ

さすがの兄も回避しきれず、姉の足を手放して地面を一回転がって飛びのき

蹴り飛ばされた胸を撫でて、息を吐く

「赤いパンツはひと蹴りで見ていいのか?」

「そんなわけ無いでしょ!」


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