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184:名無しNIPPER
2015/08/26(水) 00:30:17.63 ID:J1etiMv40
???「情けないのぅアクエリアス」

アクエリアス「お前は……エンジェリングなのか?」

???「ただのエンジェリングではない。ワシは天使の輪(エンジェリング)の中でもさらに上のエンジェリングの一人、魔法使いワンダフル!」

アクエリアス「ワンダフル!!」

ワンダフル「その通り、ワシはどんな相手にも幻覚を見せられるのじゃよ」

ワンダフル「アクエリアス、いくらお前と言えど、こんな風に!」

ワンダフルが指パッチンをすると、アクエリアスはさらに驚き腰を抜かした!

アクエリアス「な、なんじゃこりゃ!」

なんとアクエリアスがワインと思って持っていたものは、トゲトゲのついた鉄の球だったのだ!

アクエリアス「いたっ!」

アクエリアスは慌てて手を離すと、鉄の球は地面に刺さった。

アクエリアスの血が白ワインの上に広がる!

アクエリアス「くそっ、私の血で白ワインを赤ワインにした……とでも言うのか」

ワンダフル「フェフェフェフェ、さっきから何を言ってるんじゃのう」

アクエリアス「とぼけても無駄!これはお前の幻覚なのだろう!つまり、お前のその姿もおばあちゃんではない!」

ワンダフル「フェフェ、この姿は本物じゃが、お前がマッスルと呼んでいたやつも、実はワシのペットだったのじゃ」

アクエリアスはなるほどと頷いた。

アクエリアス「どうやら、ボスの前に素をさらけだせる度胸はあるようだ」

しかし、今度はアクエリアスがにやりと笑う。

アクエリアス「では、お前の持っている杖は本物かな?」

ワンダフル「なにっ!」

ワンダフルが驚いて右手を見ると、なんとそれは杖ではなく福澤の札束だったのだ!

手下「す、すごい、幻覚の見せあいにおいても、ワンダフルよりもアクエリアスが上だ!」

ワンダフル「お、おのれぇアクエリアス」

アクエリアス「ふふふ、ワンダフルよ、天使の羽(エンジェルウィング)のリーダーをナメるなよ!」

アクエリアスはマントをバサバサとなびかせてすごんでみせた!

アクエリアス「分かったらさっさとこの手下をつれて、黒野達をこらしめてくるのだな!」

ワンダフル「お、おのりぇえ」

アクエリアス「どうした?安心しろ、すぐそこに止まっているジェット機は本物さ」

さらにニヤリと笑い挑発するアクエリアス。

ワンダフルは札束を叩きつけようとしたが、ニヤリと笑うと福澤を谷間にしまった。

ワンダフル「フェフェフェフェよいじゃろう、これは前祝いとしてもらっておくかのぉ。アクエリアス、後で吠えずらをかくなよ!」

ワンダフルはフェフェフェと言いながら、暗闇にとけて消えてなくなった。

アクエリアス「ワンダフル、この私をもはめる幻覚を見るとは、恐ろしい女よ……」

アクエリアスはごくりと喉を鳴らして、白ワインを飲み干した。


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