過去ログ - 卯月「プロデューサーさんの、本当の幸せを」
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◆8g8ZKJa8Ps
[saga]
2015/08/24(月) 01:49:17.60 ID:20TbIrfu0
ちひろ
「響子ちゃん!? あなた一体何を……!」
響子
「あ、ちひろさん。おはようございます」
ちひろ
「おはようございます、ってあなた……あいさつなんていいからプロデューサーさんから離れなさい!」
響子
「……嫌ですよ。絶対に嫌です。もう離れたくありません。離れられるわけがないじゃないですか。自分を騙して、心を押し殺して、ずっと胸に秘めていようと思っていたのに、大好きな人がほかの女と結ばれてたなんて……許せるわけが、ないじゃないですか。
私だって好きなんですよ? 大好きなんですよ? ずっと。ずっとずっとずっとずっと………………っ! なのに、どうしてちひろさんだけなんですか? おかしくありませんか? ずるくないですか? 不公平ですよ。アシスタントだからって四六時中プロデューサーさんに関わって、一緒にいて、同じ時間を同じ場所で過ごして。私だって一緒にいたい。たくさんおしゃべりしたい。でも私はアイドルで、プロデューサーさんはプロデューサーで……だから我慢して、頭がおかしくなるくらい自分を抑え込んで、レッスンに全部ぶつけて、辛いの吐きだして……それで、よくやったな、頑張ったな、って……………………それだけ。それだけなんです。それだけ。たったそれだけが、私が得られるすべてなのに……ッ! ちひろさんはプロデューサーさんの全部を手に入れてて……! こんなの、ひどすぎる……あんまりだよ……っ……」
ちひろ
「響子、ちゃん……」
響子
「近寄らないでください。なんなんですか? なんでちひろさんにそんな目で見られなきゃならないんですか? 憐れんでるんですか? 抱きしめてもらったことさえない私に同情してるんですか? いいですよね、ちひろさんは。キスしてもらったんですよね? 抱いてもらったんですよね? いつからですか? 何回したんですか? 気持ちよかったんですよね? 羨ましいなあ。羨ましすぎて殺したくなっちゃいます。……あ、そっか。ちひろさんがいなくなればいいんですよね! ちひろさんを消して私で上書きすればいいんですよね! なんでこんな簡単なことすぐに思い浮かばなかったんだろ……? あ、大丈夫ですよ、プロデューサーさん。忘れさせてあげますから。待っててくださいね、すぐに殺してきますから。そしたらたくさん褒めてくださいね? うんとかわいがってくださいね? ちひろさんにしたこと、私に全部してください。ちひろさんがしたこと、全部してあげますから。それから……ふふっ……プロデューサーさんのこと、私でいっぱいにしてあげますね……」
ちひろ
「きょ、響子ちゃん……?」
響子
「怖がらなくてもいいですよ、ちひろさん。私、けっこうお魚とか捌くの上手なんです。だからそんなに痛くないと思います。でも大人しくしててくれないと手元が狂っちゃいますから……変なとこをグサッって………………、……?
……あれ、なんで止めるんですか? やめてくださいよ、プロデューサーさん。いきなり後ろから抱きしめられたら、ちひろさんが殺せないじゃないですか。なんで謝るんですか? プロデューサーさんが泣く必要なんてないじゃないですか。なにがいいんですか? もういいって……わけがわかりません。俺が全部悪かったって、そんなこと言われても……プロデューサーさんはなにも悪くないじゃないですか。優しくて、素敵で、鈍感なだけで。好きになった私が悪いんです。今まで応援してくれたファンの方よりも、たった一人の男の人を好きになってしまった私が悪いんです。
……プロデューサーさん、泣かないでください。お願いします。そんなに悲しい顔をされたら、私、なにもできなくなっちゃうじゃないですか。本当に……あの、そんなに強く抱きしめられたら、立てなくなっちゃいますから……え、どうしたら許してくれるかって……それってプロデューサーさんを許すんじゃなくて、ちひろさんを許すってことですよね? いえ、許すとか許さないじゃないんですよ。私だってちひろさんの気持ちはわかりますから。プロデューサーさんみたいな素敵な人と朝から晩まで仕事をして、ときどき一緒にお昼を食べて、途中まで一緒の電車で帰って、たまに二人でお酒を飲んで……そんな生活をしてて、好きになるなって言うほうが無理じゃないですか。別に私はちひろさんが嫌いなんじゃありませんよ? 憎いとか、違うんです。ただちひろさんが邪魔なだけで……潔く身を引いてくれるなら、殺す必要なんてないんです。でも、ちひろさんは引きませんよね? たとえ殺されるとわかっても、プロデューサーさんを諦めたりなんかしませんよね? だから殺すしかないんです。私がプロデューサーさんを手に入れるためにはそうするしか、」
ちひろ
「そ、それは違うわ、響子ちゃん! 落ち着いて! まずは話を――」
記者
「こんにちはー、○×出版の記者ですけどー」
ちひろ
「」
響子
「」
記者
「」
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