過去ログ - 卯月「プロデューサーさんの、本当の幸せを」
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3: ◆8g8ZKJa8Ps[saga]
2015/08/24(月) 01:36:11.36 ID:20TbIrfu0
 結局、頭をくしゃくしゃにされてしまいました。ボクがカワイすぎるのもいけないとはいえ、本当に仕方のない人なんですから、プロデューサーさんは。

 レッスンの後は喫茶店で勉強です。コーヒーの味はよくわかりませんが、いつ来ても人が少ないのでイマイチ美味しくないのでしょう。ですからファンの方たちに騒がれる心配もありません。ただ喫茶店に着くまでは人目がありますから、ボクもちょっと変装してカワイイオーラを隠すんですけどね。能ある鷹はツメを隠すんですよ。

 喫茶店に着いたら予習と復習です。勉強用のノートと清書用のノートを広げて、カバンから取り出したのは革のペンケース。プロデューサーさんにもらった大切なプレゼント。その日の授業を思い出しながら、真っ白なページに時間をかけてゆっくり書きこんでいきます。

 お代りしたコーヒーが冷めるころには勉強は終わっています。ノートをしまって、新聞を読んでいるマスターの様子をちらっとうかがいボクはペンケースから万年筆を出しました。これはスカイダイビングのお詫びにプロデューサーさんから貰ったとびきり大切な一本です。これを使って小さな手帳におまじないをするんです。



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