過去ログ - モバP「事務所に媚薬が蔓延してるだって?」
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2: ◆Freege5emM[saga]
2015/08/24(月) 02:20:13.37 ID:KeG1z5Blo



――媚薬? うん、そーだね。作っちゃった。志希ちゃん印の。
――ユービックみたいにお手軽なスプレータイプ、しかも即効性。
――難しいコトはナニもないよ。取り扱い上の注意を守って、シュッシュとするだけ♪



――ま、お手軽だから効果は大したことないよ。一時、ムラムラっとさせる程度。
――だから、『お仕事』で使ってても大丈夫。あたしが保証するって。



――それに、ホラ。
――媚薬なんかよりも、よっぽど強く根深くヒトのココロを縛っちゃうモノが、あるじゃない?






●【佐久間まゆの場合・その一】


プロデューサーさん。

申し訳ありませんが、まゆはシンデレラになれない運命のようです。

シンデレラは、魔法使いに拾われて、舞踏会で王子様に見初めてもらいました。
けれど、ほかの女の子と違って、まゆはプロデューサーさんに見つけてもらえませんでした。

だから、この事務所へもまゆ自身の足でやって来たんです。



ここでお仕事を一生懸命やっていれば、プロデューサーさんが褒めてくれます。
それはとてもとても、舞い上がってしまうほど嬉しいです。

でも、やっぱりプロデューサーさんは、まゆをただ一人のシンデレラにはしてくれません。
いつまでたっても、担当アイドルの一人のまま……。



このクスリを見つけた時、まゆは運命を感じました。

思い返せば、まゆとプロデューサーさんの運命は、
常にまゆの方から行動することで、先へと進展していったんです。
受動的なシンデレラとは正反対ですが、そこは気にしません。

これは、まゆとあなたで歩む運命の一歩なんです。




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