過去ログ - 「お姉さまに性的行為のお手伝いをして頂きたいと、ミサカは...」【とある 百合SS】
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5: ◆vJEPoEPHsA[saga]
2015/08/25(火) 01:34:42.74 ID:Qap4Lh7B0
2万体の妹達は外部研修終了直後に例外なく一方通行に殺され消滅する予定だった。
なので、外部が起因となる性的快感など考えるまでもなく、自慰行為を不能にするだけで彼女達が性的快感を覚える心配はなかった。
対して1万と数人の妹達は生き残った。
これは実験サイドからしては想定外で、妹達には今までにない程の自由な時間が与える事になった。
おかげで、未だ自慰行為は学習装置によって制限されているものの、外部が起因となる性的快感は比較的容易に得る事が出来る様になったのだ。

ここまで理解して御坂妹は美琴にお願いしているのだろう。
美琴は、御坂妹が自分の事を頼ってくれた事に対して、漠然と嬉しいと言う感情を覚えた。

「うん。分かったよ、楽しみにしててね!」

いや、これを言ったらまずい。そんな事言ったらキャラ崩壊する。
考えに考え抜いて、

「わ、分かったわよ。まあ、仕方ないからちょっと位なら。あ、でも、うん、なんでもない。」

これが美琴の全力の返事だった。

「ありがとうございます。とミサカは期待を隠しながら、お礼を申し上げます。」

御坂妹の顔は若干明るい。
まるで初めての飛行機に乗る前に、これから眺める景色を想像して、ウキウキしている小さな女の子の様だ。

「可愛い…」

この声が御坂妹に届いたかは分からない。
だって無意識的に美琴の口から洩れてしまったものだから。
慌てて、

「分かったわよ。」

と言葉を重ねた美琴は、

「んじゃ、行くわよ。」

と言う。

「これは見解の相違が起きています、とミサカは指…。」

と慌てて美琴に何かを伝えようとする御坂妹に対し、美琴は彼女が話し終わるのを待たずに、

「その、きょ、今からやってあげるわよ、だ、だって、アンタだって早く試してみたいんでしょ?もう、分かるんだから、お姉さんを甘く見ないの!」

最初こそ口調は覚束なかったものの途中からは完全に頼れる姉キャラになり切れていた。
調子に乗った美琴は軽く御坂妹の頬を右手の人差指でつついた。
ぷにゅっと弾力のある頬だったので美琴の指は少し跳ね返された。
御坂妹は珍しくあからさまに恥ずかしがり、聞こえるか聞こえないか微妙な位小さな声で、

「ん…」

と、抵抗した。
2人の様子はまるで、本当の姉妹みたいだった。
あの子の肌、私のよりも弾力あったかもとか、お姉さまは意外と気が早いなとか、それぞれ自分の思う所に思考を巡らせている内に、2人はセブンスホテルのロビー前に立っていた。


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