過去ログ - 恭介「戦線名はリトルバスターズだ!」かなで「その3ね」
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863: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 21:44:24.63 ID:Cu6q3vBnO
ゆり「そうね…」

恭介(ため息混じりに、そう答えた)

ゆり「じゃあ、あなたは天使を仲間に加えろと?」
以下略



864: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 21:45:15.79 ID:Cu6q3vBnO
恭介「なるさ。立華とはすでに話をつけてある」

ゆり「!?」

恭介「ゆりっぺ。人間であるあいつが、なぜ天使として戦線の敵で在り続けていたと思う?」
以下略



865: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 21:46:18.66 ID:Cu6q3vBnO
ゆり「……………」

ゆり「それでも無理ね…。戦線のメンバーは数十年以上、天使を敵だと思ってきた」

ゆり「憎んでいるメンバーだっている。そう簡単に気持ちを切り替えられるわけがない」
以下略



866: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 21:47:09.62 ID:Cu6q3vBnO
恭介(ゆりっぺの言っていることも、また正論だ)

恭介(天使という明確な敵が存在しているからこそ、戦線は戦ってこられたんだろう)

恭介(なら…)
以下略



867: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 21:47:52.94 ID:Cu6q3vBnO
ゆり「…………」

恭介「頼む、ゆりっぺ…!」

恭介(頭を下げて頼み込む)
以下略



868: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 21:48:25.37 ID:Cu6q3vBnO
ゆり「………………」

恭介(今まででもっとも長い沈黙が続く…)

恭介(数分か、数十分か、あるいは数時間か。時間の感覚が麻痺するほど、それは長い沈黙に思えた)
以下略



869: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 21:49:06.57 ID:Cu6q3vBnO
ゆり「確かに、人間をいつまでも天使とするのは戦線のモラルに反するわ」

ゆり「それを認めなければ、あなたはもっと多くのメンバーを巻き込んでいくでしょうしね」

ゆり「でも忘れないで。本当に神という存在が明確になり、天使が必要じゃなくなった時の話よ」
以下略



870: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 21:50:10.87 ID:Cu6q3vBnO
恭介「だが、立華と会話するくらいはいいだろう?」

ゆり「…駄目って言ってもするんでしょ?それくらいは許容してあげるわ」

ゆり「ただし、人目は忍ぶように。いいわね?」
以下略



871: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 21:50:58.91 ID:Cu6q3vBnO
ゆり「じゃ、もう用は済んだわね、行きなさい」

恭介「ああ、そうする…」

恭介(本当はもう少し話を続けたかったが、ゆりっぺから話を終わらせたんだ)
以下略



872: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 21:52:04.53 ID:Cu6q3vBnO
〜Yuri Side〜

ゆり(棗くんが本部から立ち去る…)

ゆり「はぁ …」
以下略



873: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 21:53:02.88 ID:Cu6q3vBnO
ゆり(新しい人生も、未練を晴らすことも、あたしは望んでない)

ゆり(だって、もし生まれ変わったとしても、それはもうあたしの人生じゃない)

ゆり(あたしの記憶も、思い出も、全てあたしのものだ)
以下略



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