過去ログ - 恭介「戦線名はリトルバスターズだ!」かなで「その3ね」
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950: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 23:28:04.91 ID:Cu6q3vBnO
恭介「じゃあ、なんで図書館に来たんだよ。それもオペレーターとしての仕事か?」

遊佐「…西園さんに、どうしてもと言われたからついて来ただけです」

遊佐「他意はありません」
以下略



951: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 23:28:51.38 ID:Cu6q3vBnO
美魚「遊佐さん。わたしの推測なんですが、あなたは男性に嫌悪感を抱いている部分があるんじゃないですか?」

遊佐「……………」

恭介「えっ…、そうなのか?」
以下略



952: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 23:29:31.33 ID:Cu6q3vBnO
美魚「あの時、遊佐さんからはまるで、同類を見るかのような視線を感じました」

美魚「そして、わたしがBLを語った後は、少し嫌悪感が混じった視線を向けていましたよね?」

美魚「加えて、その後で小毬さんを男性嫌いだと予想しています」
以下略



953: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 23:30:11.48 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「…そんなことはありません。そもそもそれは西園さんの推測です」

遊佐「あなたが感じたという視線も、全て勘違いだったのではありませんか?」

美魚「確かにそうですね。でもわたしは生前の経験から言って、人の視線にはわりと敏感な方なんです」
以下略



954: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 23:30:56.57 ID:Cu6q3vBnO
美魚「それにわたしは、あなたがずっと自分を責めているように思えます」

美魚「努めて戦線のオペレーターという、存在であろうとしているように見えます」

美魚「だから、わたしはあなたと話してみたいと思いました」
以下略



955: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 23:31:55.66 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「…それで、なにを話せばいいというんですか?」

遊佐「わたしの過去ですか?」

遊佐「わたしの気持ちが、あなたたちにはわかると、そう言いたいんですか?」
以下略



956: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 23:32:43.59 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「なんですか?これは…」

美魚「見てのとおり小説です。内容は大まかに言えば、高校生の男子二人の友情を描いた本です」

美魚「一応補足すると、BLでは無いですよ」
以下略



957: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 23:33:39.01 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「…認めましょう。わたしは確かに、男を嫌悪している部分があります」

遊佐「でもこんな本を読んでも、わたしの認識は変わりません」

遊佐「今でこそ、そうではありませんが…」
以下略



958: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 23:34:59.16 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「わたしは、そんな自分を深く奥底に沈めました」

遊佐「そんな自分と決別するために、戦線のオペレーターになり、そうあろうとしてきました」

遊佐「ですが、男への嫌悪感が完全に消えたというわけではありません」
以下略



959: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 23:35:49.55 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「あなたたちも、わたしの本性を知れば、きっとわたしから離れていくはずです」

遊佐「だから、こんなのは不必要なお節介です」

遊佐「必要以上に、わたしに関わろうとはしないでください」
以下略



960: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/10/08(木) 23:36:48.14 ID:Cu6q3vBnO
美魚「わたしのこの行為は、ほんの小さなきっかけにすぎません」

美魚「そこから、なにを思い、どう感じるかは遊佐さん次第です」

美魚「でも、わたしはやっぱり孤独を望むのも、自分を責め続けるのも間違っていると思いますから」
以下略



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