過去ログ - 恭介「戦線名はリトルバスターズだ!」かなで「その3ね」
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◆u0K2X4aJDs9X
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2015/10/08(木) 23:30:11.48 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「…そんなことはありません。そもそもそれは西園さんの推測です」
遊佐「あなたが感じたという視線も、全て勘違いだったのではありませんか?」
美魚「確かにそうですね。でもわたしは生前の経験から言って、人の視線にはわりと敏感な方なんです」
以下略
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◆u0K2X4aJDs9X
[saga]
2015/10/08(木) 23:30:56.57 ID:Cu6q3vBnO
美魚「それにわたしは、あなたがずっと自分を責めているように思えます」
美魚「努めて戦線のオペレーターという、存在であろうとしているように見えます」
美魚「だから、わたしはあなたと話してみたいと思いました」
以下略
955
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◆u0K2X4aJDs9X
[saga]
2015/10/08(木) 23:31:55.66 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「…それで、なにを話せばいいというんですか?」
遊佐「わたしの過去ですか?」
遊佐「わたしの気持ちが、あなたたちにはわかると、そう言いたいんですか?」
以下略
956
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◆u0K2X4aJDs9X
[saga]
2015/10/08(木) 23:32:43.59 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「なんですか?これは…」
美魚「見てのとおり小説です。内容は大まかに言えば、高校生の男子二人の友情を描いた本です」
美魚「一応補足すると、BLでは無いですよ」
以下略
957
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◆u0K2X4aJDs9X
[saga]
2015/10/08(木) 23:33:39.01 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「…認めましょう。わたしは確かに、男を嫌悪している部分があります」
遊佐「でもこんな本を読んでも、わたしの認識は変わりません」
遊佐「今でこそ、そうではありませんが…」
以下略
958
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◆u0K2X4aJDs9X
[saga]
2015/10/08(木) 23:34:59.16 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「わたしは、そんな自分を深く奥底に沈めました」
遊佐「そんな自分と決別するために、戦線のオペレーターになり、そうあろうとしてきました」
遊佐「ですが、男への嫌悪感が完全に消えたというわけではありません」
以下略
959
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◆u0K2X4aJDs9X
[saga]
2015/10/08(木) 23:35:49.55 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「あなたたちも、わたしの本性を知れば、きっとわたしから離れていくはずです」
遊佐「だから、こんなのは不必要なお節介です」
遊佐「必要以上に、わたしに関わろうとはしないでください」
以下略
960
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◆u0K2X4aJDs9X
[saga]
2015/10/08(木) 23:36:48.14 ID:Cu6q3vBnO
美魚「わたしのこの行為は、ほんの小さなきっかけにすぎません」
美魚「そこから、なにを思い、どう感じるかは遊佐さん次第です」
美魚「でも、わたしはやっぱり孤独を望むのも、自分を責め続けるのも間違っていると思いますから」
以下略
961
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◆u0K2X4aJDs9X
[saga]
2015/10/08(木) 23:37:57.79 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「待ってください…!」
美魚「……………」
遊佐「お節介だとわかっていながら、どうしてこんなことするんですか…?」
以下略
962
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◆u0K2X4aJDs9X
[saga]
2015/10/08(木) 23:38:55.49 ID:Cu6q3vBnO
遊佐「…ですか?」
恭介「ん?」
遊佐「どうしてそう簡単に、あなた達は手を差し出すんですか?」
以下略
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