過去ログ - 八幡「やはり俺の大学生活は間違っている」
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ぶたごり
[sage]
2015/08/29(土) 23:40:48.49 ID:L6agBzPU0
×××
結婚披露宴が始まり俺、葉山、由比ヶ浜、三浦は配膳を始めた。
葉山とか片手に皿たくさん持って歩いていた。
え?それどうやってんの?
落ちないの?
ってくらいに見てて危なかったのだが、葉山は当たり前かのように仕事をこなしていた。
川崎はバーで働いていた経験があってアルコールの種類が分かることから、ドリンクを担当していた。
俺は自分に割り当てられたテーブルへ配膳に行く。
するとこの幸せの中には似合わない不幸なオーラを漂わせている女性がいた。
静「ちっ、また一人先に幸せになりやがって。…………はぁ、私の幸せはどこかなぁ」
ひ、平塚先生…………。
こんな中に紛れ込んじゃって。
とにかく関わりたくないのでなるべく下を向いていた。
働く人としてどうなんだろうという行動をすぐに出来る俺は、やはり働かない方がいいな。
静「…………比企谷か?」
バレてしまった。
すぐに気づかれた。
無視をする訳にもいかないので返答することにした。
八幡「ども、久しぶりです」
静「まさか…………働いているのか?」
八幡「ええ、まぁ」
静「だ、大丈夫か?頭でも打ったのか?」
八幡「すぐに頭を打ったのか確認するのが少し古いですね」
静「そうか。今から打つ予定か」
そう言う平塚先生は拳を握りしめていた。
いやいや、こんなところで怪我人だそうとしないで下さいよ。
だから結婚出来ないんですよ!
とは口に出して言えないのでとりあえず謝ることにした。
八幡「す、すみません」
静「ったく、相変わらずだな。それより君はなぜアルバイトをしているのだ?」
八幡「まぁ、金が必要だからです」
静「そんなことは分かっている。その理由を聞いているのだよ」
何故そこまで言う必要があるのだろうか?
そう思いはしたが高校のときにお世話になった先生だ。
話してもいいだろう。
そんな隠す内容でもないしな。
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