19:名無しNIPPER[sage]
2015/08/26(水) 22:30:14.54 ID:ljpOWTSAO
強気なセリフとは裏腹にいろはの顔はトマトのように赤かった。
あまりの出来事に頭が働かない八幡はパクパクと金魚のように口を動かしていたが、やがて目を閉じ、フッと笑った。
そして目を開けいろはを見つめる。
その目はわずかに澄んでいた。
「…オレの負けだ一色。さすがのオレもそこまでされたら、おまえの気持ちが本物だと認めるしかない」
「じゃ、じゃあ…」
「ああ、オレみたいなボッチでいいならよろしく頼む」
「ほ、本当に私と恋人同士に…なってくれるんですか?」
「ああ///」
「うれしいです…先輩…」
感極まっていろはは八幡に抱きついた。
八幡もそれを拒まず躊躇しつつ、いろはを抱く。
恋人同士になった二人はしばらく抱き合っていた。
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