4:名無しNIPPER[sage]
2015/08/26(水) 21:58:52.78 ID:ljpOWTSAO
「エイプリールフールはとっくに過ぎているぞ」
「………えっ?」
真顔で語った八幡の返事はなんともまぬけなものだった。
いろははあまりの八幡の場違いな返事に思考が停止した。
「おまえがオレの事好きなわけねえだろ。だっておまえが好きなのは葉山でオレみたいな専業主婦希望のボッチが好きとかありえないだろ」
自信満々に言う八幡。ご存知のとおり、超疑い深くて、さらにひねくれている八幡はいろはが自分の事を好きだなんて夢にも思っていないのだ。
せいぜい猫かぶらず面倒事を押し付けられることができる都合のいい相手だと思っているくらいだ。
まあそう思うのは彼の過去の黒歴史やトラウマがあるからだ。
「ち、違います!先輩私は本当に先輩のことが…」
「さては罰ゲームか? どこかで隠れてオレの反応を見ようと楽しんでいる女生徒とかいるに違いないな」
どうやら次に八幡が浮かんだ推理はいろはが何らかの勝負に負けて、その罰ゲームで偽告白しているのだとものだった。
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