過去ログ - 八幡「と、戸塚―!!」由紀「みーくんの彼氏!?」
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485: ◆ExcbJR30iQ[saga]
2015/10/18(日) 22:51:39.80 ID:gnPIpjjf0
>>457(訂正)

「比企谷君…」

八幡「……っ」

ドクンッ

「……」コツコツ

八幡(またしても視界に、見覚えのあるシルエットが)

八幡(腰まで伸びているストレートロングヘアー。歩き方一つ見ても気品がある)

「……」コツコツ

「……」ピタッ

八幡(やがて、その揺れる黒髪と表情が、ハッキリと見えるところまで来て、彼女はピタリと止まる)

八幡(彼女の片手にもやはり、チラシが握られていた)

「……」ツーッ

八幡「……」

八幡(彼女は瞳に浮かべていた涙を静かに流すと、再び歩き始める)

「久しぶりね」コツコツ

八幡「……」パクパク

八幡(動揺してるせいで、まだ声が上手く出てこない。変わりに鼓動はどんどん速くなる)

「しばらく見ないうちに随分と目が淀んでしまったのね。もしかして既に手遅れだったかしら?気の毒ね」

八幡「うっせぇ、コレは元からだ」

八幡(懐かしいやり取りに、やっと声がでた)

「比企谷君…」グスッ

八幡(黒髪の彼女も、俺のもう片方の腕に両手でギュッと掴み、頭部をそっと預ける)

雪乃「無事で良かったわ…」ボロボロ

八幡「……」ツーッ

八幡(彼女達の生存を改めて確認すると、目から水滴が垂れる)ボロボロ

雪乃・結衣「ぅぅ…ぅ…」ボロボロ

八幡「……」

八幡「丈槍」チラッ

由紀「うん」

八幡「確かに、夢と希望とやらを頂いた」


絶望の夜明けは、希望の夜明けに変わる


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