12: ◆.s5ziYqd8k[saga]
2015/08/27(木) 23:27:29.22 ID:hxdoE4+A0
「すまないな、私は寝間着というものを着ないタチなんだ」
ふふん、と胸を弾ませて、隠すどころか足を広げて仰向けで。おっさん臭い。
しばらくそれぞれの仕事の話などをしてみたが、元々会う機会は多い。他愛もないネタはすぐに潰えてしまう。
そうなれば。
話の流れは自然と、男女の話に向かうものなのかもしれない。
「……お前は欲情する割に、私に手を出そうとしないな。気遣っているのかい?」
誰に、とは言うまい。
けれど、この女騎士は言う。ニヤリと笑って言えるタチだ。
「私の義父を気遣っているのか。騎士団長閣下のモノに手は出せん、そういうことかな」
金の髪を撫で付けて、女騎士は立ち上がる。
相変わらず隠すことは無く、豊かな胸を俺に押し付けるものだから、正直下半身は痛いくらいになっている。
……それでも、それでもだ。
「いいじゃないか。私とお前の事は義父も知っている……きっと、祝福してくれるさ」
スムーズに脚が開かれて俺の上で絡みつく。寄せられた唇の温かさは、驚くほど柔らかくて。
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