過去ログ - 幼馴染の魔女と女騎士があんなに
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27: ◆.s5ziYqd8k[saga]
2015/08/29(土) 23:23:03.34 ID:CUVui+Kv0
『勇者』

魔物を殺すことは僕の役目だ。勇者なんて言われても、やってることは大したことじゃない。

斬って殺すの繰り返し。どちらかというと神族寄りだけど、魔族の仲間だっている。

だからこの街を拠点にする数週間の仲間に、魔女と言われる彼女を誘ったのも、始めは何の下心も無かった。

……はじめは、間違いなくそうだったんだ。

「はっ、はぁっ! 中で、出すよッ! リアネア!」

蠱惑的な青い目に、艶やかな黒い髪。見惚れるような美少女が身体を寄せてくるんだ。数日もすれば、僕は彼女に熱心に迫っていた。

「あ、あ……くぅうう……!」

半ば強引に組み伏せたのは、魔物を追って野宿をしていた時の事。

水浴びをしている無防備な彼女を見て、気が付けば、押し倒してその胸にむしゃぶりついていた。

その時に拒否されれば良かったのかもしれない。けれど、彼女はそうしなかった。

「はあぁ……気持ち良かったよリアネア、また明日、いいよね?」

突けば鳴く。抱きしめれば抱き返してくれる。愛を囁けば、頬を染めてくすぐったそうに体を揺らす。

こうして事後に、全裸のまま抱き合って眠るのもいつものこと。それくらい、僕は彼女に溺れているんだ。



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