113: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/28(金) 01:12:58.29 ID:axiebuOio
真実はどちらでも構わない。矢矧はそう思う。
とにかく、そのおかげで自分たちは救われたのだから。
あの時点で、榛名に対してなにかの圧力があったのは間違いない。
それを榛名が口にする事はないだろう。
その重圧の中、相手の作戦を逆手に取り、自分たちに有利な方向へ展開していくことなど、中途半端な度胸ではできない。
「矢矧」
いつの間にか瑞鶴が横にやってきていた。
「瑞鶴さん……今更ですが、救援ありがとうございました」
頭を下げようとする矢矧。瑞鶴はそれを手で制した。
「なに言ってんのよ。私も榛名も、あんたが描いた画を修復しただけ。自分を褒めときゃいいのよ。それで不満なら、あの子達に言ったら?」
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