27: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/27(木) 22:32:06.52 ID:q3rkBOvNo
それも、時間稼ぎが必要なものとなれば、航空機だろう。
夜明けまで存在を秘匿することで精度の高い攻撃も期待できる。
そうすることで業を煮やした艦娘たちを近くに引き寄せ、あわよくば支援艦隊も含めての殲滅を謀ることも。
支援艦隊の存在は、日中の数度に渡る彩雲偵察機の飛来でつかんでいるのは間違いない。
矢矧はそう考えている。
言葉では濁したが、ほぼ確信に近い。
だからこそ榛名たち支援艦隊を呼ぶこともできない。
「万が一にそうだとしても、島の上空を一度通って確認するくらいの猶予はある。そういうことですね?」
「ええ」
「わかりました。榛名も同じ考えです。これから夜偵を向かわせます。ただし、リスクを考えると一航過のみです」
それで十分だ。算段はこちらにもある。
「もう一つ、決断していただきたいことがあります」
矢矧の口元がさらに引き締まる。
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