過去ログ - 女「先輩のお世話をしないと」
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158:名無しNIPPER[saga]
2015/09/29(火) 17:59:18.03 ID:iGpwFv7nO
はあ、今日は遅くなるんですね。

いえ、お気になさらず、ええ、大丈夫ですから。

じゃが芋を切り分けながら、平然と受け答え。

できてるかな? できてるよね?

実際は目の前がなんだか暗くてちらちらしてるけど。

ええ、彼の分、という先輩はあまりに自然で気の利いた反応もできなかった。

カレシさんの分のご飯をつくって、この部屋で一緒に食べて……食べて?

でもでも、それって先輩にとっては当たり前の生活で。

今この瞬間のわたしと二人だけのほうが異質で。

料理をする指先が次のじゃが芋を自動的に探り当てる。

異質なのは変で、おかしくて、おかしいのは駄目で。

でもわたしは先輩がいないとダメで。

先輩がいないとわたしがおかしくなるから先輩をおかしくすればいい?

あれ? ちがうな。

こういう時、どうすればいいんだっけ?


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