168:名無しNIPPER[saga]
2015/09/30(水) 00:24:54.20 ID:zlaYLKAAO
ドアが叩かれる。
わたしと先輩はこんなに幸せだっていうのに、邪魔をするヤツがいる。
この幸せが壊されるなんてありえない。
先輩とわたしは永遠じゃなきゃいけないんだから。
ずっと二人で幸せなんだから。
そう、だから。
ドアを叩く音がつよくなる。
包丁を自分の首にあてる。
冷たい感触。
すぐに熱いものが溢れだして、服を濡らす。
先輩の側に寄り添って、そっと胸に手をそえる。
だんだん目の前が暗くなって、先輩の笑顔。
ふふ、やっぱり先輩はわたしがいないと駄目ですね。
大丈夫です、いつまでもお世話してあげますから。
ずっと一緒です、先輩。
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