82:名無しNIPPER[saga]
2015/09/03(木) 23:36:33.78 ID:YuyLDBQgO
その晩は先輩と二人で過ごした。
いつも通りとても楽しかったけれど、胸の片隅に一片の氷のようなものがあった。
そこがじくじく痛んで笑顔がこわばった。
ああ、これが嫉妬なのだろう。
わたしはやっぱり先輩を素直にお祝いすることが出来なかった。
そして、そのことに対してやましさを感じてしまった。
わたしの、わたしだけの先輩でいてほしかった。
でも先輩はアイツを選んだ。
そのことが無性に苦しかった。
歯車が狂ったのはここからなのだろう。
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