385:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:35:39.75 ID:Kh0TywG50
そうだった。
いくら姿が似ていようと、別世界における同一の存在であろうと。
今、目の前にいる彼女は・・・
竜馬 (俺の仲間だった、ほむらじゃないんだよな・・・)
乞い求めて、決して見る事のできなかったはずの姿に接して、俺はかなり冷静さを欠いてしまっていたようだ。
そんな、当たり前すぎる事に、すぐ思い当たらないとは・・・
竜馬 「いや、すまん・・・今日が初対面だ」
俺は再び草の上に腰を下ろすと、そのままゴロンと横になった。
仲間でない以上、このほむらにはとっとと姿を消してもらいたいと思った。
かけがえの無い仲間と認めた奴と、同じ顔、同じ声で、他人の様な接せられ方をされる事は、耐えがたい苦痛だったからだ。
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