7:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:04:12.96 ID:8TocSby00
キュウべぇ 「まどか。僕と契約して、魔法少女になってよ。君には魔女との戦いの日々と、遠からずの死という運命の二つがもたらされる」
まどか 「そ、そんなの嫌だよ・・・」
キュウべぇ 「だけれど、その見返りとして、君は一人の友達を救う事ができるんだ。それはとても、素晴らしい事だと思わないかい」
まどか 「ひ、仁美ちゃん・・・を・・・」
キュウべぇ 「そうさ。君の命が友を救うんだ。この事に逡巡するほど、君は独りよがりな人間ではないと、僕は思っているんだけれどね」
まどか 「・・・」
まどかは懊悩する。
自分がキュウべぇと契約すれば、それは近い将来、必ず家族を苦しませることとなる。
だけれど、たった今、この瞬間。
仁美の家族は、その苦しみの中にいるのだ。
自分と自分の家族を秤にかけ、仁美やその家族の苦しみから目を背ける。
それは、身勝手というものではないだろうか。
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