過去ログ - ハルヒ「キョンTUEEEE!!!!」
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380:名無しNIPPER[saga]
2015/09/05(土) 03:30:49.52 ID:BaejInR00

キョン「トリガーは昨日の第六回SOS団不思議探索」

キョン「充実しすぎた涼宮ハルヒは自身の、幸せメーターとでも言うべきか? それを見事カンスト、振り切っちまった」

古泉「ストレスからなる通常の精査空間と違い、幸福から形成される閉鎖空間……」

古泉「通りで侵入の方法が分からないわけです」

キョン「幸福からなされる閉鎖空間にしては随分どんよりした雰囲気だと思わないか」

朝比奈「確かに……」

長門「涼宮ハルヒは迷っている」

古泉「迷い?」

長門「このまま世界を作り変えるか、それとも元の日常に回帰するか」

長門「涼宮ハルヒの中に存在する良識的な常識が、世界改変の歯止めとして働いている」

古泉「なるほど……涼宮さんの常識によって、まだ、世界は生かされている、と」

キョン「さぁ、困ったもんだ。涼宮ハルヒを幸せにすればするほど世界崩壊の手助けになっちまうんだからな」

キョン「どうする? これからは涼宮ハルヒをまた退屈な日常に戻し、幸福の供給を減らしてみるか?」

古泉「……その提案を、良しとしないと考えたからこそ」

古泉「あなたは……『事』がここまで進むのを待ったのでしょう?」

キョン「……」

朝比奈「……キョン君、キョン君は涼宮さんに本当に優しいんですね」

キョン「……なんでしょうかね、生まれた時からあいつを知ってるからでしょうかね?」

キョン「ここで、朝比奈さんや長門、古泉と出会ってからのあいつを見てると……」

キョン「以前の……昔の涼宮ハルヒに戻ってほしくない、って思い始めたんですよ」

古泉「一番影響を与えたのはあなたですよ」

キョン「……そうなのかもな、世界崩壊のトリガーは俺自身の介入といってもいい」

古泉「そうではなく」

朝比奈「涼宮さんが世界を変えたくなっちゃうぐらいまで幸せになったのはキョン君のおかげ、ってことですよ」

キョン「…………そうか」


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