56: ◆F2D.g7MDg/vH[saga]
2015/10/17(土) 18:23:20.85 ID:2ugnRupC0
学校の中庭、ちょうど俺と古泉が最初に超能力とやらについて話したときと同じ場所でのことだ
「行くことにしたようですね」
ああ、せっかくの機会だしな
「そうですか……」
「それでは、僭越ながら僕からアドバイスの方を一つ」
古泉は声音を変えて言う
「『狛枝凪人』という人物に気をつけてください」
狛枝凪人?誰だそいつは?
「これからあなたのクラスメートになる人物ですよ。そして、以前に言っていた『幸運』の才能を持つ人物でもあります」
喫茶店で言っていた奴か。で、そいつに気をつけろと
何で俺は気をつけねばならんのだ。まさか、異世界人のたぐいとかは言わないよな
「それについては、安心して下さい。彼はあなたと同じ極々普通の一般人ですよ。『幸運』の才能をのぞいてね」
『幸運』か、そもそも運は才能なのかね。所詮運はただの運に過ぎないんじゃないか
「さあ、運が才能か否かは僕にはわかりませんよ。それに希望ヶ峰の方でも依然として研究途中の分野ですしね。彼の幸運は本物かもしれませんが……」
「話が少し反れましたね。僕が気をつけてほしいのは彼の才能もそうですが、それよりも彼自身についてです」
何故だ?一般人なんだろ、そいつは
「一般人ですよ。ただ。少し、いえかなり歪んだ思考を持っているようでしてね。……今更ですが、あまり先入観を与えるのは好ましくない気がしてきました。申し訳ないですが、この話は忘れてください」
本当に今更だな。せっかくなら言い切って貰いたいが
「やはり、それは控えておいた方がいいでしょう。おそらく、彼の方からあなたへと接触があると思います。彼にとってはあなたはある種のヒーロー的存在ですし」
俺がヒーロー的存在?ますます意味がわからんね
まあ、いずれにせよ。希望ヶ峰に行けばわかることか
「そういうことです。希望ヶ峰には、既に機関のメンバーが潜り込んでいます。非常時には、ある程度の補助ならできると思いますよ。それでは、ご多幸をお祈りします」
そんな非常時が起こらない一番だがな
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