過去ログ - シャルロット「人型ドラゴンとつがいの"D"の精神的変化」3
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43: ◆IrisIN2EOg[saga]
2015/09/14(月) 20:53:17.37 ID:y3VcQqHgo
紫音「それは、人間としては当たり前のこと、なの?」

悠「人によって個人差はあるけれど、多分そうだと思うぞ」

紫音「……そう」
以下略



44: ◆IrisIN2EOg[saga]
2015/09/14(月) 20:57:08.14 ID:y3VcQqHgo
ワタシが頷くと、パパは説明を続けた


悠「で、対して後者の場合だと、その好きな人のことをふとした時に考えたり、妙に目で追ったり、とにかく意識してしまうんだ」

以下略



45: ◆IrisIN2EOg[saga]
2015/09/14(月) 20:59:49.08 ID:y3VcQqHgo
悠「でも、確かにいつも遊んだりしてくれる皆は俺のつがいだ。でも、つがいとしての行動は起こしていない……これには理由があるんだ」

紫音「……それは、何?」

悠「簡単なことさ……俺が彼女達の中から選んでないから、誰も俺に対して行動を起こせないんだ」
以下略



46: ◆IrisIN2EOg[saga]
2015/09/14(月) 21:08:23.86 ID:y3VcQqHgo
……ワタシは、パパの話を頭の中で整理して、自分にはまだ早いということが分かった
ドラゴンとして生まれた自分は、まだまだ人間そのものの理解が足りないし、過ごした年月の差がある
だから、他のつがいになった皆と同列に立てないという事はよく分かった


以下略



47: ◆IrisIN2EOg[saga]
2015/09/14(月) 21:10:21.92 ID:y3VcQqHgo
紫音「……それでもね、パパのつがいとして、選ばれたい」

悠「紫音……でも、俺はまだ決めかねて――」

紫音「選ばれない可能性が高いなら……ワタシには……こうするしか、ない!」
以下略



48: ◆IrisIN2EOg[saga]
2015/09/14(月) 21:12:01.44 ID:y3VcQqHgo
ワタシは答えずに髪を操る
パパ素早い身のこなしで避けようとしたけど、ワタシの方が早く動いていたために捕らえることは容易かった

パパの四肢にに髪を絡みつかせる。間違っても傷を負わせないように慎重に、素早く

以下略



49: ◆IrisIN2EOg[saga]
2015/09/14(月) 21:26:31.94 ID:y3VcQqHgo
――――――――――


オレはあとをつけてこっそりと盗み聞きをしていたが、部屋の中で激しい物音が聞こえるとすぐにドアを開けて部屋に入った
そこでオレはツヴァイが隊長にキスしようと顔を近づいている光景が見えた
以下略



50: ◆IrisIN2EOg[saga]
2015/09/14(月) 21:27:34.06 ID:y3VcQqHgo
突然の乱入に、ツヴァイが困惑しているのが見て取れた
オレはあくまで怒らず、冷静にツヴァイに問いかける


ジャンヌ「ツヴァイ……どうして、こんなことをしているんだ?」
以下略



51: ◆IrisIN2EOg[saga]
2015/09/14(月) 21:28:07.31 ID:y3VcQqHgo
ジャンヌ「……ダメだ、まだツヴァイには早すぎる」

紫音「ドラゴンでも”D”でもないママがキめられるコトじゃ……ない」

ジャンヌ「……でも、パパは無理矢理することを望んではいないだろ?」
以下略



52: ◆IrisIN2EOg[saga]
2015/09/14(月) 21:30:04.98 ID:y3VcQqHgo
隊長の説得に、ツヴァイは身体を起こして考え始める。しばらくすると、髪による拘束を解き、銀色に変色していた髪は紫色へと戻った


悠「良かった……ちゃんと考え直してくれて」

以下略



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