過去ログ - 【モバマスSS】小梅「学校であった怖い話…」
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7: ◆2fM/RS5aOE[sage saga]
2015/08/29(土) 22:51:26.59 ID:8N6go0890
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菜々「ちょっと反応が予想外でしたが…実はあの像、夜な夜な…」

幸子「(歩き回る七不思議をどこかで聞いたことがありますね…)」
以下略



8: ◆2fM/RS5aOE[sage saga]
2015/08/29(土) 22:52:17.99 ID:8N6go0890
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菜々「うぅ…ナナもこの冷たい視線に耐えられそうにないです…あのゲームは凄いですね…」

菜々「これ、同じの六つやる予定だったんですけど、もう普通の怖い話をしますね…」
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9: ◆2fM/RS5aOE[sage saga]
2015/08/29(土) 22:53:22.63 ID:8N6go0890
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 『安部菜々 理科室の13番アルコールランプ』

菜々「まず最初に…寿命が縮むのって、確かめられませんよね?」
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10: ◆2fM/RS5aOE[sage saga]
2015/08/29(土) 22:54:17.27 ID:8N6go0890
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菜々「事の始まりは…ある学校で先生が業者にアルコールランプを注文した所から…」

菜々「アルコールランプは燃料こそ買う必要がありますけど、本体はそんなに数が要らないんですよね〜、たまに生徒が割っちゃったりして補充される位で」
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11: ◆2fM/RS5aOE[sage saga]
2015/08/29(土) 22:55:17.43 ID:8N6go0890
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菜々「ところで皆さん、学校の理科室には机って何個ありました? あの黒い机ですよ」

輝子「じゅ、10個くらいじゃ、ない…?」
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12: ◆2fM/RS5aOE[sage saga]
2015/08/29(土) 22:56:29.21 ID:8N6go0890
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菜々「理科の実験は、先生が準備しておく事になってたから…使っても10番目のアルコールランプまでだったんです」

菜々「ところがある日、4番のアルコールランプが燃料切れをしちゃって…仕方が無く準備室の奥から出してきたのが、13と書かれた…一つだけ使われた跡の無いランプ…」
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13: ◆2fM/RS5aOE[sage saga]
2015/08/29(土) 22:57:19.20 ID:8N6go0890
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菜々「授業は粛々と進んで、終了のチャイムが鳴った後…皆が片づけを始めてからですね、他の班が異常に気付いたのは」

菜々「13番のアルコールランプを使った班の生徒達が、片付けもせずにジーっとアルコールランプの火を見つめてるんです」
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14: ◆2fM/RS5aOE[sage saga]
2015/08/29(土) 22:58:20.31 ID:8N6go0890
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菜々「理科室や視聴覚教室なんかの特別教室はその学年のクラスに掃除が割り振られていたので、鍵の閉め忘れが稀にあったんですけど…今回ばかりはそんなケアレスミスではありませんでした」

菜々「ドアを開けると…そこには机を囲む四人の生徒」
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15: ◆2fM/RS5aOE[sage saga]
2015/08/29(土) 22:59:34.74 ID:8N6go0890
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 『今日はもう遅いから、帰りなさい』

菜々「先生はなるべく、なるべく刺激しないように生徒達を諭してアルコールランプの火を消し、生徒達を家に帰しました」
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16: ◆2fM/RS5aOE[sage saga]
2015/08/29(土) 23:00:41.34 ID:8N6go0890
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 『………無い?』

菜々「理科準備室から13番のアルコールランプは忽然と姿を消してました」
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17: ◆2fM/RS5aOE[sage saga]
2015/08/29(土) 23:01:48.74 ID:8N6go0890
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 『お、おい…お前ら…お前ら!一体何をやってるんだ!』

菜々「すると生徒達はゆっくりと先生の方に振り返りました」
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