過去ログ - 新選組〜あるいは沖田総司の愛と冒険〜
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84:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 22:55:28.06 ID:AAcVd/keO

あの「美しい愛」女史にまた会った時、俺は「まだハラキリなさってないの?」と、やんわり詰られるのだろうか?
こちらの事情をご存じないとはいえ、きついジョークを言う人だ。

逆に、俺がこの国に来た本当の理由を彼女に打ち明けたらどうなるか。バカな被害妄想だと一笑に付されることはない気がする。

ただし、……俺が決意し、ここまでたどってきた行動を理解してくれるかどうかは別だ。


子羊は、何も身に覚えがなくても命を奪われる。
なぜなら命を奪う側には、子羊のあずかり知らぬ論理がある。
せいぜい子羊は逃げ回るがいい。


この世界で過去数世紀の間、彼女たち白人が織り成してきた歴史はそういうものだった。
そこで子羊が発した悲鳴、呪いの叫びは記憶から消去される。可能ならば記録からも。

あるいは入念に「毒気」を抜かれた上で、商品として市場に出回る。


だが、何とか逃げ回っている子羊にとって、迫害者の都合を忖度するいかなる理由もない。自分の身を守るためにあらゆる手段を講じるのは子羊の正義だ。


ならば俺も、亡命者として無為に日を過ごしているだけではだめだ。
いざとなれば、この国の人権保護団体に訴え出て、王の非道を国際世論に暴露する手だってある。


そうなればまさに、俺は王を向こうに回して戦いを挑むことになる。
本当にその覚悟があるのか?

そして、俺と同じ境遇にあって息を潜めている生存者が声を上げ、共闘に名乗りを上げてくれるのか?


いや、やはり…… もう少し状況を見極めてもいいだろう……



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