過去ログ - やよい「タッチ・マイ・ライフ!」
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31: ◆U9Gr/x.8rg[saga]
2015/09/03(木) 21:19:37.78 ID:++EbNkIbO
「やよいは枕投げしないのか?」

私の横に腰を下ろしながら、あの人も同じ月を見上げていました

「私、狙われちゃうんです……」
以下略



32: ◆U9Gr/x.8rg[saga]
2015/09/03(木) 22:03:02.95 ID:++EbNkIbO
「今度は家族を連れてきたいです」

―まだプールでしか泳いだことがないあの子たちを連れて

星空を見ながら言ったから、あの人がどんな顔をしていたのかは分かりません
以下略



33: ◆U9Gr/x.8rg[saga]
2015/09/04(金) 19:01:47.52 ID:goc6HRSTO
秋の色が深まる10月の半ば
事務所に集められた私たちにの前に、スーツ姿の律子さんが立っていました
社長と並んだ律子さんは髪をアップにしていて、少しだけ照れくさそう

「今日は諸君らにお知らせがあるんだ」
以下略



34: ◆U9Gr/x.8rg[saga]
2015/09/04(金) 19:10:06.76 ID:goc6HRSTO
「…なんで?逃げちゃうの?」

最初に口を開いたのは美希さん
その声がかすかに震えていました
律子さんを一番怖がっていたのも、そして一番認めていたのも美希さんでしたから
以下略



35: ◆U9Gr/x.8rg[saga]
2015/09/04(金) 19:25:28.24 ID:goc6HRSTO
「理由はいろいろあるわ。みんなにも言いたいことがあると思う。でも、分かってもらおうなんて思ってない」

―全部自分で決めたことだから

眼に涙を溜めながらそう言い切った律子さん
以下略



36: ◆U9Gr/x.8rg[saga]
2015/09/04(金) 19:37:02.07 ID:goc6HRSTO
「すいません社長。もう大丈夫です」

眼を赤くしたままの律子さん
だけどその表情は、なんだか吹っ切れたみたいに見えました

以下略



37: ◆U9Gr/x.8rg[saga]
2015/09/04(金) 19:44:45.94 ID:goc6HRSTO
「これから名前を挙げる3人は前に出てきてちょうだい」

みんなを見回しながらそう言った律子さん
呼ばれたいって私が思ったかどうかは……
やっぱり内緒です!
以下略



38: ◆U9Gr/x.8rg[saga]
2015/09/04(金) 19:53:46.70 ID:goc6HRSTO
「この3人は今日から竜宮小町として活動していきます。ちなみに衣装も発注済み。デビュー曲もね」

イタズラっぽく笑った律子さんと、まだ何がなんだか分からないって感じの伊織ちゃんたち

「思い付きで決めたわけじゃないわ。夏の合宿でいろいろと見極めた結果よ」
以下略



39: ◆U9Gr/x.8rg[saga]
2015/09/04(金) 20:00:03.71 ID:goc6HRSTO
その日の夕方
伊織ちゃんとふたりで駅まで歩きました
話題はやっぱり、竜宮小町のこと

「私がリーダーねぇ……」
以下略



40: ◆U9Gr/x.8rg[saga]
2015/09/04(金) 20:09:27.09 ID:goc6HRSTO
「べ、別にやよいと一緒じゃなきゃ寂しいとかじゃないからねっ!」

「うん」

「や、やよいは私がフォローしてあげなきゃダメじゃない!ねっ!」
以下略



41: ◆U9Gr/x.8rg[saga]
2015/09/04(金) 20:30:36.05 ID:goc6HRSTO
12月1日
私にとって、みんなにとって、そして765プロとって、忘れられない日です

『SMOKY THRILL』がお店に並んだ日
765プロが日本中に向かって挨拶した日
以下略



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