過去ログ - ハルヒ「凄い好みがそこにいた」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:04:27.97 ID:ztk0dE0o0
ハルヒ「それよりもあんた」

あたしは彼に声をかけた。

キョン「俺か?」

ハルヒ「そうよ。あんた以外に誰が居るのよ」

キョン「国木田とか……」

そんな彼を無視して話を続ける。

ハルヒ「さっきからあたしのお弁当を羨ましそうに見てるけど、食べたいの?」

キョン「いや、見てないし、食べ終わったばかりだから食べたくもないのだが……」

ハルヒ「もう!仕方がないわね!少しだけよ。あたしの手作り弁当なんだから心して味わいなさい!」

あたしはそう言って卵焼きの一欠けらを摘み彼の方に寄越した。

キョン「おいおい。なんの真似だ?」

ハルヒ「なんの真似って……『あーん』に決まってるじゃない。あんたは口を開けて、あたしが口に食べ物を運ぶのを待ってればいいのよ」

キョン「いや、だから満腹だと……」

ハルヒ「だ・か・ら!大人しく口を開けてなさい!」

キョン「なるほど。だが断る。ご馳走様でした」

彼はそう言うと弁当を片付けそそくさとその場を立ち去った。その日の昼休み終了。


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