2: ◆iRWA5sK.9D6X[sage saga]
2015/08/31(月) 16:32:01.18 ID:R+g3+b9r0
友「うーん…なんだろうね。ただの薄っぺらい本のことではなさそうだし」
男「何らかの書類であることは間違いないと思うんだよなー。封筒に入れてるみたいだし」
友「名前を言ってはいけない例のあの本…もしかして呪いの本、とかじゃないよね…?」アハハ…
3: ◆iRWA5sK.9D6X[sage saga]
2015/08/31(月) 16:34:07.58 ID:R+g3+b9r0
〜昼休み〜
男(あの不良があんなに怒るなんて…薄い本とは、どうやら相当ヤバい代物のようだな。)ワクワク
男(2組のコバヤシだっけ?ちょっとだけ見せてもらおう)
4: ◆iRWA5sK.9D6X[sage saga]
2015/08/31(月) 16:38:29.12 ID:R+g3+b9r0
男(没収されているのを見てからつけてきたが…職員室から出ていくとはチャンスだな)
男「失礼しまーす。男教師に封筒を持ってくるよう頼まれてきましたー」
教頭「はいはい、男教師くんの封筒ね…はい、これね」
5: ◆iRWA5sK.9D6X[sage saga]
2015/08/31(月) 16:47:14.05 ID:R+g3+b9r0
男「平成27年度…学期末!!まだ実施されていない『来週の』テスト用紙じゃねえか!」
男「"薄い本"とはテスト用紙のことだったのか…つまりコバヤシやトイレの奴らの目的は…」
男「カンニング…ッ!」ドドドドド
6: ◆iRWA5sK.9D6X[sage saga]
2015/08/31(月) 16:59:55.22 ID:R+g3+b9r0
幼馴染「あれ、男。こんなところでなにしてんの?」
男「!?…あ、ああなんだ幼か」
男(…こいつは"知っている側"か?いや、いつも真面目な幼に限ってそんな…)
7: ◆iRWA5sK.9D6X[sage saga]
2015/08/31(月) 17:09:34.88 ID:R+g3+b9r0
幼「ないわよっ!!//私そんなの見たこともないし!」
男(なるほど、存在は知っているけどテストは自分で頑張るってところか。やはり幼は真面目だった)
男「じゃあどういう奴らが薄い本を見たがるのか知っているか?」(計画加担者を避けなければ)
8: ◆iRWA5sK.9D6X[sage saga]
2015/08/31(月) 17:22:17.52 ID:R+g3+b9r0
〜5限目と6限目の間〜
男「結局昼休みには職員室に入る前に男教師が戻ってきてしまった。薄い本がなくなっていることに気が付かなければいいが…」
不良「おい男。てめえ昼休みからなんか様子がおかしいよなあ?」
9: ◆iRWA5sK.9D6X[sage saga]
2015/08/31(月) 17:30:56.96 ID:R+g3+b9r0
〜一方職員室では〜
男教師(ない。机の上に置いてあったはずのテスト用紙がないぞ…どこにいった?)
教頭「おや男教師くん。なにか探し物かね?」
10: ◆iRWA5sK.9D6X[sage saga]
2015/08/31(月) 17:49:29.39 ID:R+g3+b9r0
男教師「…そういえばそうでした」
教頭「それと期末テストの内容一度こっちでチェックするから、あとで持ってきてね」
男教師「は、はい」
11: ◆iRWA5sK.9D6X[sage saga]
2015/08/31(月) 18:17:13.71 ID:R+g3+b9r0
〜そして放課後〜
キーンコーンカーンコーン
コバヤシ「終わった!男教師に薄い本返してもらおう!」ガラッ
12: ◆iRWA5sK.9D6X[sage saga]
2015/08/31(月) 18:23:10.26 ID:R+g3+b9r0
男「さて、放課後になったが…とりあえず職員室にいくか、運よく会議とかで誰もいないかも知れないし」
「きみ、ちょっといいかな」
男「はい?……っ!」
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