過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「クリスマスを貴女と」和「その3ですね」【安価】
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155: ◆R5j2Ndo0Hc[saga]
2015/09/01(火) 23:01:28.96 ID:I7HcSASso

―― 正直、言って、俺は宗教とかどうでも良いタイプだ。

家は一応、神道だとは思うが、熱心に信仰している訳じゃない。
信じちゃいない神様の存在よりも、日々の生活で積み重なっていく細やかな悩みや目標の方が遥かに大事だ。
まぁ、神様を信じれば女の子にモテるんだったら、俺も喜んで信仰するが、そんな即物的な神様はいないだろうし。
神様を拝んでいるよりも、女の子と仲良くなる為に自分を磨いている方がよっぽど実益があると俺は思う。

―― ただし、今日と言う日は別である。

今日は所謂、キリスト教のお祭りだ。
確かキリストの誕生日とかどうとか…ぶっちゃけ詳しい事は知らない。
俺にとって大事なのは、ただ一つ。
それがお祭り好きの日本にとって、家族や友人よりも恋人と過ごす日だと言う事だ!!!!!

京太郎「ふふ…ぐふふふふ…」

「ママー、あの男の人、キモーイ」

「シッ、見ちゃいけません」

京太郎「…」グサッ

…………幼女よ、君は良く理解するべきだ。
そういう素直な言葉は時に人の心を深く傷つけるものだと言う事を。
それにそうやって気持ち悪い笑みを浮かべる男の人にも理由があるかもしれないだろう?
少なくとも、今の俺は理由なく笑みを浮かべた訳じゃない。
それがこの一年ずっと胸に抱え続けた大願をようやく成就を成し得た証だったのだから。

京太郎「(…思えば、長かったよなぁ)」

ぶっちゃけ、最初から一目惚れだった。
ちょっと気の強そうな瞳も、綺麗な髪も、少し甘い顔立ちも、まるで人形みたいに整っていたんだから。
それだけならちょっと気になる女の子で済んだだろうに、彼女の胸は俺的最高記録を大幅に更新するほど大きかったのである。
まさしく俺の理想がそのまま形になった彼女に一目惚れするなと言う方が酷だろう。



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