過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「クリスマスを貴女と」和「その3ですね」【安価】
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170: ◆R5j2Ndo0Hc[saga]
2015/09/01(火) 23:38:58.77 ID:I7HcSASso

和「…そんな風に好きだって言っても…夕食が豪華になったりはしないですよ」

京太郎「もう十分過ぎるほど豪華なメニューになってるんだろ、知ってる」

和「そ、そんなの知りません」プイ

あ、これは図星だな。
まぁ、そもそも、恋人になってから初めてのクリスマスデートな訳で和が手を抜いたりするとは思っていないけれど。
きっと全力で俺の好物を作ってくれるのだろうとそんな確信が俺の中にはある。

和「そ、それより…ほら、早く行きますよ」

和「夕飯の支度とか色々とやる事はあるんですから」

京太郎「そうだな」

まぁ、何はともあれ、まずは移動だな。
ここはあくまでも待ち合わせ場所として決めただけで、特に何が目的がある訳じゃないし。
強いて言えば…三年前のあの日にケリをつける為の場所か。
俺はあの日、公園で待ち合わせていた和と会う事が出来なかったけれど…今日はこうして会う事が出来た。
それを再確認した瞬間に、ようやく俺はあのクリスマスを終わらせて。

京太郎「…和」

和「…はい?」

京太郎「愛してるぞ」

和「……そ、そういう不意打ちは止めてください」カァァ


―― 俺はようやく和とのクリスマスを始める事が出来るのだった。




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