過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「クリスマスを貴女と」和「その3ですね」【安価】
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384: ◆R5j2Ndo0Hc[saga]
2015/09/03(木) 22:57:54.57 ID:h6vMUYpoo

京太郎「だから、もう一回な」

淡「キョータロー…」グッ

そんな俺に淡も多くは語らない。
俺の顔を数秒ほど見つめた後、テーブルの上で小さく握り拳を作った。
その小ささとは裏腹に入った気合の大きさを感じさせるそれに、俺は言葉を重ねない。
何を言わずとも淡がやる気になっている事はその拳から伝わってきているのだから。

淡「…うん。私、今度こそキョータローの事ぎゃふんって言わせられる料理を作ってみせる」

京太郎「言っとくけど、その道程は険しいぞ」

淡「ふふーん。キョータローは淡ちゃん様の才能を見くびりすぎだよ」

淡「料理だってすぐ100年生になるんだから!」ドヤァ

百年生の意味は良く分からないけれど…でも、コイツなりに本気にはなったんだろう。
俺の前でドヤ顔をする奥で静かに闘志が燃えているのが感じられる。
そのお陰か何時もの調子に戻った淡に俺はついつい笑みを浮かべて。

淡「…ちなみにこのほうれん草、食べられる?」

京太郎「…頑張る」

―― そして淡が食べられなかった分のほうれん草を水で流し込むようにして胃の中に放り込んだのだった。


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