過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「クリスマスを貴女と」和「その3ですね」【安価】
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479: ◆R5j2Ndo0Hc[saga]
2015/09/04(金) 06:40:19.83 ID:zJjMcpw2o

由暉子「……でも、寂しいですね」

京太郎「どうしてだ?」

由暉子「だって、三年分の蟠りを溶かして、周りの障害を乗り越えた二人は恋人同士になったんでしょうし…」

由暉子「この恋愛探求の会も定例会議数回でおしまいになるでしょう…?」シュン

京太郎「…あぁ」

なるほど、確かにそう考えるとちょっと寂しいかもな。
こうして二人で話すのは普段もやっているけれど…でも、折角、組織の名前やらお互いのコードネームやらも考えた訳で。
それら全てがまた白紙に戻って一人になると由暉子も考えているのだろう。
きっと俺が由暉子の立場でも、一人置いて行かれたようで若干、寂しくなるはずだ。
…つーか、嫁田の奴が先に彼女作った時は実際に寂しいやら悔しいやらで微妙な気分だったしな。

京太郎「ふ…心配は無用だ、吹雪の姫よ」

由暉子「え?」

京太郎「共犯者である我々の絆はそう簡単に断ち切れるものではない。そうだろう?」

由暉子「ゼロ…!」パァァ

吹雪の姫の2つ名を持つコードネーム:ブリザード・プリンセスは俺の前で表情を目に見えて明るくさせた。
さっきまでシュンと垂れ下がっていた髪の毛が今にもパタパタと動きそうなそれがご主人様にかまってもらえた犬のようである。
正直なところ、今にもその髪を撫でて思いっきり可愛がってやりたいが…でも、そんな事をしたらただのセクハラだし。
何より、俺には由暉子の不安を解消するという大事な仕事があるのだ。


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