過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「クリスマスを貴女と」和「その3ですね」【安価】
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◆R5j2Ndo0Hc
[saga]
2015/09/01(火) 06:51:20.23 ID:I7HcSASso
京太郎「行こうぜ、和」
京太郎「ちょっと待たせたみたいだし、まずは近くの喫茶店にでも入ろうか」スッ
和「あっ…」
だからこそ、俺は和の手を取って、そのままそこから去っていく事が出来る。
普段の俺なら、多分、そんな強引なやり方なんて出来ない。
和が嫌がっているかもしれないとそんな風に二の足を踏んで、自分から手をつなぐ事なんて出来なかったはずだ。
実際、和にフラれてからの俺は自分から女の子に接触しようとした事は殆どないからな。
例外は咲やこの前の美穂子さんのような極一部だけだろう。
京太郎「(…まぁ、正直、今も怖くてドキドキしているけれど)」
それでもこうして強引に和の手を取れたのは、彼女の気持ちにもうすうす気づいているから…だけじゃない。
勿論、それも大きいけれど…でも、それ以上に俺は開き直ったんだと思う。
和にも俺の事を好きになって欲しい。
三年前と向き合って、ようやく思い出したその気持ちは、俺の中で以前に負けないくらい大きなものになっていた。
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