過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「クリスマスを貴女と」和「その3ですね」【安価】
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73: ◆R5j2Ndo0Hc[saga]
2015/09/01(火) 06:58:05.01 ID:I7HcSASso

和「……」

そしてそんな俺の手を和は振り解こうとはしない。
俺に引かれるがままトテトテと歩き、俺の首筋辺りに視線を向けているのが伝わってくる。
……それに反応するように俺の首筋が緊張と興奮で熱を持っていくけれど…でも、だからと言ってここで振り返る訳にはいかない。
今の俺は首筋以上に顔を真っ赤に染めて、表情もぎこちなくなっているのだから。

京太郎「(それにしても…和の手、冷たいな)」

…多分、かなり早くから俺の事を待っててくれたんだな。
こうして繋いだ指先は俺の熱を容易く吸収するくらいに冷えている。
この冷えっぷりから察するに、下手をすれば俺が来る一時間前にはやってきたんではないだろうか。
幾ら根が真面目の和とは言え、流石に待ち合わせの二時間前に来る訳がないし…。
多分、彼女も三年前の事を気にして、俺を待たしたりしないように早めに来てくれたんだろう。



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