過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「クリスマスを貴女と」和「その3ですね」【安価】
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76: ◆R5j2Ndo0Hc[saga]
2015/09/01(火) 07:03:55.79 ID:I7HcSASso

和「あ、あの…京太郎君…」

京太郎「ん?」

和「も、もう…大丈夫ですから…」カァァ

京太郎「…あ」

…そんな事を考えている間に、結構、遠くまで来ていたらしい。
駅前の広場から歩き続けた俺達はいつの間にか人気の少ないところまでやってきていた。
とりあえず和が暖まれるように喫茶店に入るつもりだったんだけど…失敗したな。
この辺りには喫茶店らしき場所は見当たらないし…ちょっと戻った方が良いのかもしれない。

和「それと…助けてくれてありがとうございました」

和「正直、ちょっと不安だったので…嬉しかったです」

和「…でも、咲さんがいるのにそういう事…言っちゃダメですよ」

和「京太郎君は格好良いんですから…勘違いさせちゃいます」

京太郎「……」

そんな俺に釘を刺すように言う和の顔は何処か儚いものだった。
その顔は優しく微笑んでいるのに、肩は小さく震えていた。
……恐らく和なりに頑張って、平静を演出しようとしているのだろう。
少なくとも、昨日は咲が彼女だと言った途端に涙を浮かべていたし…今もかなり無理をしているはずだ。


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