過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「クリスマスを貴女と」和「その3ですね」【安価】
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82: ◆R5j2Ndo0Hc[saga]
2015/09/01(火) 07:16:47.85 ID:I7HcSASso

京太郎「…和」ダキ

和「あ…」

瞬間、動いた俺の身体は、思いの外、優しく和の事を抱きしめた。
それはきっと俺を突き動かしたのが、男の欲望ではなく、和への恋慕だったからだろう。
愛しい彼女が無理をしているのを何とかしてあげたい。
そんな感情のまま初めて抱きしめた和の身体は…冷たく、そしてそれ以上に柔らかいものだった。

和「は、離して…ください」

和「私…こんな……ダメ…です…」

和「我慢…出来なく…なりますから…」

和「京太郎君の事…諦め…られ…なく…」ポロ

京太郎「…っ」

けれど、今の俺はそんな和の柔らかさに劣情を覚えたりはしない。
今の俺にとって劣情よりも自己嫌悪の色がはるかに強いのだから。
あの時、和に対して嘘を吐かなければ、ここまで彼女を追い詰める事はなかったのに。
そんな言葉が俺の胸にのしかかり、胸の奥を苦しくさせる。



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