過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「クリスマスを貴女と」和「その3ですね」【安価】
1- 20
910: ◆R5j2Ndo0Hc[saga]
2015/09/06(日) 23:40:13.03 ID:QwwENgYGo

穏乃「(…引き返したり思い直したりするのは…今しかない)」

穏乃「(ここで動いちゃったら…もう元の関係に戻れないのは確実なんだから)」

穏乃「(少なくとも…ここで動いたら私は一生、負い目を背負う事になる)」

穏乃「(京ちゃんにも憧にも…顔向け出来ない事になって…)」

京太郎「こう言っちゃなんだけど…思ったよりもしずの部屋ってずっと綺麗だ」

京太郎「小物とかも思ったよりも女の子っぽいし、やっぱしずも女の子なんだな」ニコ

穏乃「…っ」ドキッ

…それは多分、京ちゃんにとってはただの冗談なんだと思う。
きっと私の様子が変だから、冗談で場の雰囲気を和ませようとそうしてくれていたんだ。
……でも、自身の選択を思い悩む私にとって…その笑顔は起爆剤だった。
心の中に残る良心を吹き飛ばすようなそれに…私はもう我慢出来なくなってしまう。

穏乃「(…ごめんね、京ちゃん、憧…)」サァァァ

…でもね、でも…私、どうしても京ちゃんを憧に渡したくないの。
ううん…憧だけじゃない。
私にこんなに素敵な笑顔を見せてくれる人を…笑顔を向けてくれるだけでこんなに幸せな気持ちになる人を…。
他の誰にも…絶対に絶対に…渡したくない。
私は…例え、他の何もかもを犠牲にしたって…京ちゃんの事を手に入れたいの。
だから…… ――



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/423.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice