22: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:27:02.99 ID:B3eZGGF6o
――――――
マミ「いらっしゃい、2人とも」
まどか「すみません、急に相談なんて」
23: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:27:28.98 ID:B3eZGGF6o
杏子「電話受けたマミから話は聞いたよ。何か相談があるんだって?」
マミ「さて。それじゃ聞かせてもらえる?電話で言ってた相談事のことを」
さやか「まどか……」
24: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:28:12.82 ID:B3eZGGF6o
まどか「……ということなんです」
マミ「そう……」
さやか「何か変だってのはわかるんですけど、それが何なのかわからなくて」
25: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:28:43.01 ID:B3eZGGF6o
まどか「話しかけても生返事が多いというか…何かやる気がなくなったみたいな……」
マミ「もしそれが本当だとしたらちょっと心配ね……」
まどか「はい……。最近は寄り道に誘ってもあまり乗り気じゃなくて……」
26: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:29:11.89 ID:B3eZGGF6o
杏子「あー、いや…合ってるかどうかはわかんねぇけど……」
杏子「あいつ…ほむらは今までずっとまどかを守ることだけを考えて時間を繰り返してきただろ?」
さやか「そうだけど、それがどうしたのさ?」
27: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:29:55.07 ID:B3eZGGF6o
杏子「別におかしな話じゃないだろ。あれだけのことを成し遂げたんだ」
杏子「ほむらにとっては自分の全てになってたものがなくなってしまって」
杏子「その結果、燃え尽きてしまったとしても不思議じゃないと思うけどねぇ」
28: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:30:24.92 ID:B3eZGGF6o
さやか「……そうか。そうだよ」
まどか「さやかちゃん?」
さやか「もしそれが原因だとしたら、あたしたちがあいつに何か趣味を見つけてあげたらいいんじゃないかな」
29: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:30:52.36 ID:B3eZGGF6o
杏子「でもよ、趣味を見つけてやると言ったってなぁ……」
杏子「アイツの好きそうなもの知ってる奴、いるか?」
さやか「……まどか、知ってる?」
30: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:31:20.78 ID:B3eZGGF6o
マミ「だって私たちの中で1番暁美さんと仲良しなのは鹿目さんでしょう?」
まどか「え、そ、そう…なのかなぁ……?」
さやか「そりゃそうでしょ。むしろ違うと言われても信じられないよ」
31: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:31:59.12 ID:B3eZGGF6o
さやか「あいつの好きそうなものとかはわからないけど……」
さやか「でも、何かひとつくらいあるはずだよ。気になってることとか、得意なこととか」
さやか「このままだと、残りの楽しいはずの中学生活をただぼんやりと過ごすことになっちゃいそうだし」
32: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:32:44.63 ID:B3eZGGF6o
マミ「力になれるかわからないけど、私も協力するわ」
杏子「ほむらには世話になったからな。このくらいは返させてもらうよ」
さやか「ありがとね、杏子」
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