241: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/04(金) 21:03:55.43 ID:5osHOL7so
ほむら「そう、なの……」
まどか「……それにね、もしこの気持ちが勘違いだったり、同性だから…なんて思いがほんの少しでもあったのなら」
まどか「告白されてこんなに嬉しいって思わないし、最初の時点でごめんなさいってしてるはずだよ」
242: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/04(金) 21:04:22.25 ID:5osHOL7so
ほむら「じゃあ、まどかは……」
まどか「……ほむらちゃん。わたしは…ほむらちゃんのことが、好き」
まどか「色々と情けないことも言ったりしたけど、わたしと……」
243: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/04(金) 21:04:49.92 ID:5osHOL7so
まどか「……」
ほむら「……ふふっ」
まどか「あははっ、何だかおかしいね。わたしたちらしくなくて」
244: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/04(金) 21:05:16.07 ID:5osHOL7so
まどか「うん……。告白を受けて付き合うって、こんな感じなんだね」
まどか「大変な思いをして気持ちを伝えた割には何だかあまり実感わかないよ」
まどか「わたしたちが恋愛初心者で恋人初心者だからそう感じるのかな」
245: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/04(金) 21:05:43.04 ID:5osHOL7so
ほむら「ごめんなさい。でも、まどかの前だとどうしてもかっこつけたくて……」
まどか「かっこつけたほむらちゃんも嫌いじゃないけど、やっぱりいつもの素のほむらちゃんが1番だよ」
まどか「それにさ、2人とも初めてなら一緒に進んでいけるってことでしょ?」
246: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/04(金) 21:06:35.97 ID:5osHOL7so
まどか「……今思えば、この彼岸花が咲いてくれなかったら」
まどか「ほむらちゃんはわたしをデートに誘うことも、告白することもなかったんだよね」
ほむら「もしかしたら秋のシーズンになったら再挑戦したかもしれないけど」
247: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/04(金) 21:07:02.43 ID:5osHOL7so
ほむら「それを言うなら、まどかが私を植え替えに誘ってくれなければ」
ほむら「私はまどかを好きだという気持ちに気が付かなかったのかもしれないのよね」
まどか「じゃあ…わたしたちの気持ちを繋いでくれたのはお花なのかな」
248: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/04(金) 21:07:29.21 ID:5osHOL7so
まどか「……ねぇ、彼岸花って元々秋に咲く花なんだよね」
ほむら「えぇ、そうだけど」
まどか「じゃあさ、秋になったら…一緒に綺麗に咲いた彼岸花、見に行こうよ」
249: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/04(金) 21:08:15.73 ID:5osHOL7so
まどか「え?……あ、もうこんな時間になってたんだね」
ほむら「……まどかと一緒にいたからか、時間なんてあっという間に過ぎてしまったわ」
ほむら「好きな人と過ごす時間は早く感じる、なんて…よく言ったものね」
250: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/04(金) 21:08:42.52 ID:5osHOL7so
まどか「それじゃ、今日はこれで帰ろっか。あんまり遅くなるのもよくないし」
ほむら「まどかのご両親に心配をかけるわけにもいかないものね」
ほむら「……ねぇ、まどか。ひとつお願いがあるのだけど、いいかしら」
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